コロナ自粛で体調を崩されている方も多くいらっしゃいますが、こんな時だからこそ、ご自分の体をケアしてみませんか。

院長がおすすめする本をご紹介いたします。

 

「舌を鍛えれば肺炎は防げる!」

 

著者は、薬剤師で嚥下トレーニング協会理事でもある美内明子さん

当院で土曜日午後に「のどトレセミナー」を開催していただいたこともある、優しくて素敵な先生です。

ここで言われる「肺炎」は、感染性の肺炎ではなく、「誤嚥性肺炎」を指しています。

食事や飲み物をむせることで起こる誤嚥性肺炎は、高齢者に多く、これまで有効な予防方法はありませんでした。

一度誤嚥を起こしてしまうと、再発しやすく、楽しみであるはずのお食事が単なる栄養補給になってしまいがちです。

元気なうちから飲み込む力を鍛えることで、誤嚥は防ぐことができます。

「誤嚥」というと難しく感じるかもしれませんが、本書はとても分かりやすく、優しい言葉で書かれています。

トレーニングも、本を読んで実践しやすいように、写真がたくさん使われています。

いつまでも元気に、食べて、飲んで、おしゃべりして、歌って、ができるよう、ぜひ一度読んでみてください。

当院待合室にも置いてありますので、気になる方は手に取ってご覧くださいね。

ちゃばたクリニック